トレンドブログが煽り運転で別人を犯人扱い!名誉棄損で訴えられる?

 

ブログアドバイザーの深田しおりです。

トレンドブログの煽り運転の記事がホットなニュースになっています。

煽り運転の記事を書いたトレンドブログが名誉棄損で訴えられるらしいですよ!

トレンドブログの運営者が名誉棄損で訴えられる?

全くの別人を犯人扱いしてましたよね。

テレビでもこの事件でもちきりですが今回は私も思うことがあったので取り上げてみます。

トレンドブログが煽り運転の事実を捏造?

9月10日の午前6時すぎ茨城県守谷市の常磐自動車道で発生した煽り運転の事件。

煽り運転の運転手が被害者の男性(24)を5発殴りつける映像は衝撃でした。

あおり運転で指名手配されていた犯人の男女二人は逮捕されましたが、事件発生から逮捕されるまでの間ネットでは犯人探しが行われ様々な推測、憶測、フェイクニュースが飛び交いました。

犯人は会社員の男(43)(大阪市東住吉区桑津一丁目)でわりと早くに特定されていました。

同乗していたガラケー女が誰か?というのでネットでは犯人探しに躍起になっていたようです。

被害者が提供したビデオ映像がモザイクがかけられていたため、はっきりと顔が分からなかったんですよね。

会社員の男(43)のFacebookやインスタなどから交友関係を洗い出し、会社員の男(43)がフォローしていた会社経営の女性S・Eさんがビデオ映像に映っていたガラケー女の全体の輪郭、服装、雰囲気に似ているという理由だけで確かな根拠もなく勝手に「同乗していたガラケー女」だと決めつけ犯人扱いしたのです。

ネット中に会社経営の女性S・Eさんが会社員の男(43)の車に「同乗していたガラケー女」とした中傷のねつ造記事が出回りました。

トレンドブログが名誉棄損で訴えられる!?

会社経営の女性S・Eさんは朝起きて自分が犯罪者扱いされていることに気がつきます。

そしてフェイスブックで「起きたら犯罪者扱いされてびっくりですが完全に事実と異なりますので無視してください」と投稿。

その後、自身が経営する会社のホームページで否定する声明文を8月18日に発表しています。

令和元年8月16日に会社に対しあおり運転ないし暴行をした男性について、指名手配された男性被疑者とともに車に同乗していた女性がS・E氏である旨の書き込みが5ちゃんねるなどの掲示板にされたり、Twitterで氏名が拡散されるなどしましたが全くの事実無根である。

事実を捏造して記事作成したトレンドブログの記事が拡散されたこり、ツイッターのリツイート等で一気に拡散してしまった模様です。

結果、ネットの5ちゃんねるの掲示板やツイートを真に受けた人が会社にいたずら電話をかけたりして業務が妨害される被害を受けています。

犯人だと勝手に決めつけられた女性のインスタにも数百件の誹謗中傷メッセージが書き込まれました。

虚偽の情報を広めたトレンドブログなどに対して法的措置をとることを検討していますね。

会社経営の女性S・Eさんは「なぜ私がこんなに精神的、経済的に追い詰められるの・・」と話していますので損害賠償請求は当然の流れでしょう。

過去にも同じような事件が!全くの別人を犯人扱いした結果は?

確か2年ほど前にも同じ煽り運転の事件で虚偽の記事を拡散したトレンドブログ運営者が訴えられましたね。

あれもひどかったですね。

北九州市戸畑区の会社経営のI氏は、犯人の住所の近くにある会社で犯人と苗字が一緒という理由だけで、犯人の父親の会社だと書かれて今回の会社経営の女性S・Eさんと同じように会社に電話がひっきりなしにかかってきて業務を妨害されました。

被害にあった会社経営者のI氏は、いわれのない中傷を受けたとして虚偽の記事を拡散した人物を訴えました。

2017年神奈川県の東名高速で起きた煽り運転事故についてのデマを書き込まれたことで会社を休業したり精神的苦痛を受けたとして書き込んだ男性ら8人を相手取り計880万円の損害賠償を求めて提訴。

デマをネット上に投稿したとして福岡県など9都道府県の11人のうち8人を名誉毀損容疑で書類送検。11人のうち3人は示談となっています。書類送検された8人は2017年10月11日~ 13日にかけてでもツイッターや掲示板サイトなどに投稿したり転載。

出典:デマ被害者で書き込んだ8人を提訴(朝日新聞)

ほんとにどうして同じ名前とか、服装が似てるっていうだけで決めつけるんだろう?

今回は、トレンドブログ、 5ちゃんねるなどの掲示板に投稿、ツイッターでリツイートなどで拡散されました。

トレンドブログ→アクセス目当て=お金稼ぎ
5ちゃんねるなどの掲示板に投稿→正義感?
ツイッターでリツイート→正義感?、または特に意味はない?

トレンドブログを運営する人は事件を面白おかしく記事にして早くネットにあげればアクセス数が集まるので必死なんですよね。

特にこういう世間の注目度の高い事件で犯人がわからない場合、犯人が誰か?犯人の氏名、犯人の顔写真、犯人の画像などを特定して記事にすることができれば一晩でものすごくアクセスが来ますからね。

私も最初はトレンドブログをやっていましたからどうしてこういうことをするのか大体見当はつきます。

アクセス数を稼ぎたい!
お金が欲しい!

ネット上には調査班と呼ばれるものがありいち早く犯人を見つけたり、場所を特定します。

それで良い方向にいくこともあります。

しかし今回のトレンドブログは完全にアクセス及びお金目的で記事を捏造したに過ぎないので何らかの社会制裁を受けるのは免れないでしょう。

じゃあもうトレンドブログなんてできないねー

私はトレンドブログを否定するつもりはありませんし、アフィリエイトの手法としてはアリだと考えています。

ですが、内容はよく考えた方がいいです。

全くの別人を犯人扱いするのもダメだし、フェイクニュースを捏造するなんてもってのほかです。

そもそも事件ネタは扱わない方がいいです。

お金を稼ぐ手段でトレンドブログを書いているのに、訴えられて前科がついて損害賠償でお金払ってりゃ意味ないですから。

正義も危険?SNSの危険性に注意!

5ちゃんねるなどの掲示板に投稿したりTwitterでリツイートする人は正義感からかな?

なんて悪いヤツなんだ!
悪い奴は懲らしめなきゃ!
顔画像や氏名を晒してしまえ!

という心理かなと推測します。

ですが根拠のない記事を鵜呑みにするのはとても危険です。

事実無根なのに名誉を傷つけられたとして名誉毀損で損害賠償で訴えられます。

記事を捏造したトレンドブログ運営者はもちろんですが、Twitterをリツイートした人に対しても損害賠償等の請求は可能です。

(8月20日羽鳥慎一モーニングショーの中の弁護士さん談)

リツイートする人もどうしてそう簡単に信用してしまうんでしょうね?

反射的にリツイートしてしまうのかもしれないですね。

SNSはその手軽さと匿名性で気軽に書き込みしたり、簡単にリツイートしますが内容をよく見てよく考えて行動しないとまずいです。

Twitterのアカウントを消せばばれないだろうと思うのかもしれませんが、特定可能なようですよ?

イタズラ電話をする人は「悪い奴だ懲らしめてやろう」という正義感から電話をするのでししょうが、会社の業務を妨害したとして逆に訴えられます。

いたずら電話はやめましょう!

トレンドブログの運営者と和解

その後の情報を追記します。(2019年10月6日追記)

女性の代理人弁護士である小沢一仁氏のHPに[虚偽情報拡散事件]についての質問への回答が掲載されていました。

[虚偽情報拡散事件]として女性の代理人弁護士である小沢一仁氏の発表によると、

単なる謝罪にとどまらず積極的に和解成立を希望してきた投稿者2名との間で和解が成立

和解が成立した1名はいわゆるトレンドブログの運営者で初期に積極的に拡散を行っていたそうです。

慰謝料の具体的な額等の公表はしていませんが、一定額の慰謝料を支払ってもらうことと合わせて一定額の条件もつけて和解したとのことで2名それぞれの条件は違うようです。

2019/09/22に発表されている回答を見る限り、虚偽情報を拡散した心当たりのある者は住所、氏名を正確に伝えた上で謝罪する必要があります。

意図的ではないにしろ住所、氏名の一部しか伝えておらず、特定できないために開示請求を行った場合は、その開示請求にかかった費用も上乗せして請求すると明記されています。

かなり本気で虚偽情報拡散した人物を特定しようとしている姿勢が伺えますね。

今回、虚偽情報拡散された女性社長には全く非がありませんので当然といえば当然の対応でしょうね。

これを機にトレンドブログの運営者もよく考えてから記事を書いてもらいたいものです。

煽り運転についてのまとめ

ここまで煽り運転について私が思ったこと感じたことを事実を交えながら書いてきましたがいかがでしたか?

 

「いかがでしたか?」というのもトレンドブログのまとめの締めのフレーズとして使われていると最近聞くようになりましたね。

いかがでしたかブログ、うざいという声もありますね。

ブログの記事なんて誰が書いてるかわからない?

Twitterのアカウントも消せばわからない。
ツイートも削除すれば証拠は残らない。
ネットなんて匿名なんだから何をやってもいいだろう。

こういう風に安易に考えているから捏造なんてしてしまうんですよね。

でも「犯罪」 と認定されれば、ブログを誰が書いているのか?ツイッターも簡単に特定されます。

ツイッターでリツイートする行為も拡散したとみなされてNGですし、そろそろフェイクニュースを捏造するブログに対して厳しくなってくるかもしれません。

トレンドブログといっても芸能人のスキャンダルや事件のような速報ネタを扱っているブログもあれば、日常生活における様々な困りごとの解決方法を記事にしているお役立ちネタを扱っているブログもあります。

知りたい事、役に立つことが上手にまとめられているトレンドブログもありますし、私自身も知りたいことがあるときGoogleで検索してトレンドブログのお世話になっていますので否定はしません。

今回、問題になっているトレンドブログでは事件ネタを扱っていました。

事件ネタはとにかく早く記事にしたい。

根拠のない情報をベースにして書くので今回のように、全くの別人を犯人扱いしてしまいがちです。

トレンドブログは書くネタを選定すれば問題ありませんが、アフィリエイトの手法としてブログを書くなら違うジャンルに挑戦した方が良いでしょうね。

私自身は現在はトレンドブログはしていません。

なぜなら芸能人のスキャンダルや事件ネタを追いかけるのが苦痛だし、今回みたいに名誉毀損で訴えられる危険があるからです。

アフィリエイトで収入を得たいのに逆に訴えられたら洒落にならないです。

そもそもモラル的にもOUTですしね。

もしあなたがアフィリエイトをしようと思っているなら違うジャンルに挑戦しましょう!

もし現在トレンドブログを運営しているなら扱うネタはよく考えてくださいね!

事件ネタは即効性、速報性から一気にアクセスが集まり儲かる確率が高いですが危険なのできっぱりやめてください。

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深田しおりのおすすめのアフィリエイト

煽り運転も社会問題になっていますが、これからはSNSのあり方についての議論や見方が厳しくなるでしょうね。

羽鳥慎一のモーニングショーでは、正義感からブログに書いたり掲示板に投稿したりインスタに誹謗中傷メッセージを書き込んだりする人達は自分自身は正しいことをやっていると思っていて正義のつもり。

だがそれが本当に正義なのかはわからないと話していました。

トレンドブログは100%稼ぐのが目的なのでかばう余地はありませんし、全く無関係の人を犯人に仕立て上げるのってすごいですよね。

これでまたトレンドブログ=アフィリエイトブログ=金のためなら何でもやる、悪いイメージで見られてしまうんでしょうね。

今回のトレンドブログは事件ネタで記事を捏造してしまったので完璧にダメですが、アフィリエイトは悪いビジネスではありません。

他にもいろんな種類のアフィリエイトがありますし、とても真っ当なビジネスモデルです!
訴えられる心配がない安全なアフィリエイトの手法を知りたい方(笑)

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